【焦らなくてOK】トイレタンク内の水漏れが起きた時の行動手順を解説。

トイレの水が止まらない止まりにくい水音が気になるなどの症状出てお困りの方、意外と多いのではないでしょうか。

本記事では、そのような症状が起きてしまった場合に、解決に至るまでの行動手順をご案内致します。

ぜひ落ち着いて対処いただきたいと思います。

上記でも申し上げましたトイレの水が止まらない止まりにくい水音が気になるなどの症状はトイレタンク内部の部品の故障が原因です。

一般的なトイレのタンク内の部品は消耗品ですので、部品を交換する事で上記のような症状を解決することが出来ます。

結論から言いうと、トイレタンクの部品交換は正直自分でも出来ます。すべての方へお勧めするわけではありませんが、軽いDIYをされる方なら思いのほか簡単に出来てしまうと思います。少しでも不安だと思う方は、絶対に無理をせず信頼できる水道修理業者にお願いしてください。

なのでまずは焦らずに一旦トイレの止水栓を止めて直す準備をしましょう。

少々面倒かも知れませんがトイレを流す時以外は直るまで止水栓を閉めておきましょう。なぜなら単純に水道代がもったいないからです。

何度も言うようですが、大切なのは焦らないことです。冷静になるコツは正しい知識を得るところからです。

焦らず止水栓をいったん止めて、部品を交換するための準備を整えましょう。

焦らないで!トイレタンクの水漏れが起きたら、まず止水栓を止めて一旦落ち着きましょう。

トイレタンクの場合に限らず、蛇口の水漏れが起きた場合はいったん元栓を閉めて修理の段取りを考えましょう。元栓の場所がどこにあるかは必ず把握しておきましょう。

トイレタンクの水漏れが起きた場合の行動手順

  1. 止水栓を止める。
  2. どのように修理をするかを考えましょう。自分で?水道屋さん?
  3. トイレタンクの品番を調べる。
  4. 必要な部品と工具を用意する。
  5. いざ修理。

1.止水栓を止める。

便器の後方にある止水栓をマイナスドライバーでいっぱいまで右に回し、完全に止水されたか確認します。

2.自分で直すか、水道修理業者に依頼するかを決めましょう。

トイレタンクの部品交換なら、簡単な知識少しの工具があれば正直出来てしまうので、普段DIY等をされる方で構造や仕組みの理解が可能な方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

※水まわり部品は力技は禁物です、無理はしないでください。古くなり固くなっている部品の扱い、手加減や感覚には熟練を要します。

こればかりは自身の感覚に委ねるところなので、少しでも不安を感じるようなら信頼できる水道業者に依頼をしましょう。

3.トイレタンクの品番を調べましょう。

トイレタンクの部品は品番によって取り付けられるものがそれぞれ異なってきますので、まずは品番を知ることからスタートです。

品番はタンク本体に刻印されていますが、各メーカー、タイプによって印字場所が異なります。

アルファベットと数字の組み合わせの文字列がそうです。

TOTO SH系タンク

例:上の写真のトイレタンクは正面右上の”SH93BA”が品番です。これはTOTOのSH93BAというトイレタンク。

この品番から適格な部品を探します

4.必要な工具と部品を用意する。

品番が分かったら、必要な部品を揃えます。

国内の各家庭で設置されている便器上位5メーカーの修理部品を調べられるサイトのリンクです。

LIXIL(INAX)、TOTO、Panasonic(National)は品番検索、Janis、タカラスタンダードはPDFカタログから自分で探すようです。

トイレタンク内水漏れに関係する消耗部品は限られています。

ボールタップ、排水弁、タンクレバー3つです。

使う工具としてはモンキーレンチ(開口30mm程度)ひとつあれば出来てしまいます。家庭のトイレ修理で使う分には値段の高いものを選ぶ必要はありません。

このあたりで十分です。必要な方へAmazonのリンクを貼っておきます。

髙儀(Takagi) ショートワイドモンキー GISUKE 24mm SWM-24

5.いざ修理

  • 取り外した部品は濡れていますので、雑巾や新聞紙など濡れ物を置く場所を確保しましょう。
  • タンク内の水を流して空っぽにする。
  • 新たに水が供給されないこと、止水栓がしっかり閉まっているかを確認する。
  • 交換する部品の施工説明書に従い交換する。
  • 止水栓をゆっくりと開けタンク内に水を張る。
  • 規定量の水がタンクに溜まり各部品の動作が正常かどうか確認する。
  • ボールタップ繋ぎ目のパッキン部から漏水していないか確認する。
  • 便器へチョロチョロ水が流れてないか確認する。
  • レバーを動かしテスト排水を2~3回行い修理が正常に行えたかを確認する。
  • 修理箇所と修理日時、交換した品番のメモを控えて保管しておく。

取り外す際、異常に固かったり取り外せない場合は絶対に無理せず修理を依頼してください。また、給水管とボールタップ繋ぎ目の水漏れはしっかり何度も確認してください。

トイレタンク各部品の交換方法は工事日記を参考にしてみてください。水まわり部品はホント種類が多くまだまだ施工例が足りてないですが、必ず随時アップしていますので今後もチェックしてください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。これからも水まわりのことに関する有益な情報を公開していきますのでお気に入り登録をしていただけると嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。